【J2:第1節】愛媛 vs 横浜FC:試合終了後の各選手コメント
3月4日(土) 2006 J2リーグ戦 第1節
愛媛 1 - 0
横浜FC (14:04/愛媛陸/10,922人)
得点者:'88
猿田浩得(愛媛)
●望月一仁監督(愛媛):

「今日の試合は本当にラッキーだったと思う。横浜FCと実際に対戦して力不足はまだまだ感じた。横浜FCのほうが1枚も2枚も力が上だった。ただ、選手たちがあきらめずに最後までプレーしてくれた。今日の勝利は選手のがんばりと、ファンの皆さんの声援おかげです」
Q:今日の試合から感じられた課題は?
「今季チームを立ち上げる前に決めたテーマのひとつがスピードだった。JとJFLでは判断、プレー、パスのスピード、質が違うと思っていた。それはキャンプでのJとのトレーニングマッチでも差がでていたし、今日の開幕でも明らかになった。そのために前半立ち上がりから押し込まれる場面が出た。しかし、選手が一生懸命守備をしてくれたので、守備でがんばれた点はJでもやれるのかなと思う」
Q:J2開幕戦で選手の様子は?
「去年JFLで絶対勝たなければならないという経験をつませてもらったので、今回のJ2では逆に、自分たちは当たって砕けろという気持ちで臨めたのでリラックスしてやれたと思う。逆にJ2の夢の舞台を楽しむという雰囲気でやっていたので、入り方は心配していなかった。しかし、実際ゲームが始まった最初の10分は、やはり緊張していて思うようにいかなかった。最初スピードに慣れず押された部分もあったが、0点で乗り切れたのがよかった」
Q:今後の戦い方は?
「今日は開幕という雰囲気に若手は飲まれてしまうので、ベテランを最初に使うことで上手く引っ張ってくれると思っていた。2戦目、3戦目もベテランと若手をうまく使っていきたい。最終的には長いシーズンでもまれた中で、上がってきた選手がポジションをとっていくと思う。自分たちのチームが少しず積みあがって、チームの歴史ができればいいと思う」
Q:試合終了直後の気分は?
「本当にうれしくて、頭の中が空っぽでした。まずはホームで1勝することが目標で、それを達成することでチームの歴史が始まると思った。そのホームで1勝できたことで、私も感動した。選手に助けられて、本当によかった」
Q:今後の目標は?
「シーズン通しての目標は、昨季草津ができなかった10勝という目標があるので、あと9勝、がんばっていきたいと思う」
Q:1万人を超える観客がスタジアムに詰め掛けましたが?
「本当に感動しました。こんなにたくさん来ていただいて、選手も下手な試合はできないと思っていた。早く1勝して、(サッカーが)面白いなと思ってスタジアムにまた来てもらいたいと思っていた。愛媛にサッカーの文化が根付くためにも、クラブに歴史を作るためにもまずその1ページができて肩の荷が下りた。ファンの人に勝利をプレゼントできてよかった。ほっとしています」
●猿田浩得選手(愛媛):
「大勢の観客の前でゴールを決められてうれしい。交代出場するまでは、右サイドの動きを研究していた。得点の場面は田中選手がドリブルのスペースを作ってくれたので、うまくディフェンスを突破できた。今日の出来は甘く見て80点。まだ途中スタートなので、スタメンを目指してがんばりたい」

●金守智哉選手(愛媛):
「試合が始まる前は、6~7割ボールを支配されると思っていた。とにかく気持ちで負けないよう、選手同士で声を掛け合っていた。前半最初は押し込まれてズルズルいってしまったが、しっかりゴール前で守れた。失点せずに勝てたことはよかったが、まだ1勝。プレスのかけ方やポゼッションには課題が残ったので、残り47試合をがんばりたい」
●羽田敬介選手(愛媛):
「最初の10分を失点0で乗り切れば、Jの試合展開でも何とか対応できる自信はあった。前半終盤に何度かCKを与えた場面も、ここを守りきれば必ずチャンスが来ると思っていた。いい声を出していればチームがしまるので、コーチングに気を配った。前半を無失点で押さえたことで、横浜FCにプレッシャーをかけられたと思う。ここまで一貫したテーマでチーム作りをしてきて、考えながら自分たちのやりたいサッカーができるようになってきている。今後の試合も今日の試合結果に自信を持ってやっていけると思う」
●田中俊也選手(愛媛):
「横浜FCのディフェンスは前は強いが背後のスペースが空いていたので、そこを突こうと思っていた。(得点の場面は)猿田選手のスペースを作ることと、自分自身もゴールを狙うことを考えていた。最近調子はよかったので、今後はスタメンで出られるようにがんばりたい」
●高萩洋次郎選手(愛媛):
「今日の1勝はすごく大きな1勝だと思う。前半は、長いボールを入れられ、セカンドボールも拾われて苦労した。前半からサイドの森脇選手のスペースが空いていたので、そこを狙っていた。ただ、大事な場面でのパスミスがでたことが今日の課題。次も厳しい試合になると思うが、勝点3をとれるようにがんばりたい」
●濱岡和久選手(愛媛):
「パスミスやトラップミスがあって、今日の出来には全然満足していない。JFLとはワンランク違うスピードだったが、後半はある程度対応できた。長いシーズンを通して、いかにコンディションを整えるかがプロ。今後も1試合1試合、目の前の試合を大事に戦っていきたい。次節はぜひゴールを決めたい」
●三浦知良選手(横浜FC):
「いい準備ができていたと思うしモチベーションが高い状態で試合に臨めていたと思う。チーム全体でどうだったかはわからないが個人的には高いレベルで入れた。今日はどんな形でも点をとって勝つことが目標だった。最低引き分けで勝点1を持ち帰らなければならなかったのにそれもできなかった。うちとしては最低な結果となった。相手がどこということではなく負けてしまったことは最低だし恥ずかしい。プレシーズンマッチからもずっといい結果を出せてない。攻撃に関しても問題だらけだと思う。何本かシュートはあったが個人技によるものでチームとしてチャンスを作りだせたかというとそうではないと思う。このままではJ1昇格は相当厳しい。チームとして負け癖が付いてしまっているので、それを払拭しなければ上にはいけない。そういう意味では相当な努力と時間が必要だと思う。去年11位だったチームが上を狙うのだからかなり時間がかかると思う」
Q:愛媛では久しぶりのプレーでしたね
「愛媛でプレーするのはキリンカップ以来なので13年ぶりくらいだと思う。お客さんもたくさん入っていたし懐かしいという感じがした。プレシーズンマッチで行った熊本でも感じたが、地方のクラブがJ1を目指して地域と一体となっている現象をみているとサッカーのもつ可能性をすごく感じる」
Q:愛媛のサポーターからも大きな声援を受けてましたね?
「愛媛FCの皆さんには心からおめでとうといいたい。愛媛に限らず、どこへ行っても暖かい声をかけてもらっているので、とても感謝している。それに応えるというわけではないかもしれないが、がむしゃらに自分のできることを精一杯やるだけ。サッカーは戦術も技術も大切だがそれよりも気持ちが一番大切だと思う。がむしゃらさが必要だと思う。それを持ち続けてたい」
Q:39歳で迎えた開幕でしたが?
「年齢は毎年1つずつ増えていくので仕方がないこと。ただ自分は精神的にも肉体的にもフレッシュな状態で臨めている。次節に向けていい準備をするだけです」
●高木琢也コーチ(横浜FC):
「集中力の差が試合を決めたと思う。カズさんはプレシーズンからずっといい状態で体を作ってきており、今日もいい状態で試合に入っていたと思う。愛媛FCの印象は一試合では語れないが、皆がひとつになって同じ方向で戦っていたと思う」
以上