試合結果

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4回戦(No.78) 12月17日

2011/12/17 15:04キックオフ 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
【入場者数】9,234人 【天候】晴
【主審】東城 穣
【副審】五十嵐 泰之/越智 新次


愛媛FC
VS
浦和レッズ
1 0 前半 2 3
1 後半 1
GK 21 兼田亜季重 メンバー GK 1 山岸範宏
DF 13 関根永悟 DF 14 平川忠亮
DF 28 高杉亮太 DF 2 坪井慶介
DF 5 大野和成 DF 26 濱田水輝
DF 7 前野貴徳 DF 6 山田暢久
MF 6 田森大己 MF 13 鈴木啓太
MF 19 越智亮介 MF 10 マルシオ
リシャルデス
MF 25 東浩史 MF 22 山田直輝
MF 17 大山俊輔 MF 8 柏木陽介
FW 11 石井謙伍 MF 7 梅崎司
FW 27 齋藤学 FW 21 原一樹


GK 21 川北裕介 GK 18 加藤順大
DF 14 三上卓哉 DF 12 野田紘史
MF 4 渡邊一仁 DF 4 スピラノビッチ
MF 8 内田健太 MF 3 宇賀神友弥
MF 10 杉浦恭平 MF 23 青山隼
MF 16 赤井秀一 MF 27 小島秀仁
FW 24 福田健二 FW 16 高崎寛之
監督 バルバリッチ 監督 堀孝史
8 シュート 10
3 CK 3
8 FK 16
90'+4 福田健二 得点 9' マルシオ
リシャルデス
38' 原一樹
77' 柏木陽介
62' OUT 越智亮介 交代 69' OUT 梅崎司
IN 赤井秀一 IN 宇賀神友弥
74' OUT 石井謙伍 79' OUT 山田直輝
IN 福田健二 IN 小島秀仁
90'+1 OUT 大野和成 83' OUT 平川忠亮
IN 三上卓哉 IN 野田紘史
警告 45' 山田直輝
退場

試合終了後監督コメント

バルバリッチ 監督 バルバリッチ 監督:
「前半は最終ラインの3人とサイドの2人の5人が直線で並んでいて、それが問題になっていた。最終ラインの3人のところにFWが1人いて、そのほかに8番(柏木)、22番(山田直)が我々のDFラインと2列目の間に入ってきたが、そこに対して我々の中盤3枚がしっかりとチャレンジできていなかった。そのスペースでコンビネーションをやる余地はできたが、そんなにチャンスは作られなかった。セットプレーから2失点をしてしまった。後半は内容が良くなったし、ポゼッションも上がったが、最終ラインの2人の反応の遅さから3失点目を喫して、そこで実質的に試合は終わってしまった。浦和は勝つべくして勝ったと思う。彼らの今後の活躍を祈っている」

Q:前半は風下だったが、その影響はあったのか?
「向かい風だったから、浦和に風が優位に働いたといえば働いたと思う。特に最初のFK。キック自体は非常にいいキックだったと思うが、風の影響は大きかったと思う。プランとしてはサイドが最終ラインに吸収されて5枚になるのではなく、サイドの2人が高いところでチャレンジして、それに後ろの3枚がついていく、スライドして逆サイドが落ちるというのを狙っていた」

Q:浦和との力の差は感じたか?
「技術が高い選手が多く、ボールコントロールが上手な選手が多い。前半のように自由なスペースを与えてしまうと、彼らはうまいので速くつないできて、我々は後手を踏んでしまう」

Q:三上を投入した意図は?
「キャリアを始めた相手だし、これがプロとして最後の試合になるということだったし、彼にとっては特別な試合だったので最後起用した。ただ、本当はもう少し早く出してあげたかった」

Q:今季最後の試合となったが、来季はどういうサッカーをしたいと思っている?
「狙いとするサッカーは選手の質に応じてやらないといけない。クラブとして限られた可能性のなかで補強をしなければいけないが、ある程度は補強の目処はついている。今年のナイーブさ、不用意な中盤のミスは減らせると思う。今年の問題はプレーの安全性が欠けていたこと。ミスが多く、簡単にボールを失うことが多かったので、まずはそれを改善しないといけない。システムに関しては3-4-3、4-3-3にフォーカスしてやっていきたいと思う」

選手コメント

齋藤学 選手 齋藤学 選手:
「これが今年ラストの試合になって、勝てはしなかったけど、充実したいい試合になったと思う」

Q:何度かいい仕掛けを見せていたが?
「ドリブルは僕の武器だし、ここで通用しないと、今後高いレベルで戦えないと思っていた。少しバイタルが空いていて、自分が前を向いて仕掛けることができた。J2の時より多くバイタルでもらえたので、いつもよりやりやすかった部分はある。間で受けて前を向けたし、前を向けたら自信はあるので点を取りたかった」

Q:今年1年を振り返ると?
「充実した1年だったけど、順位が順位だったので。今日の試合を見れば、もっと上にいけるだろうというのは出せたと思う。これがJ2の15位とは思えないくらいのものは出せたと思う」

Q:セットプレーで取られるまでは悪くなかったが?
「前にいくところといかないところの差を話し合ってつけていた。3-4-3は引いてしまうと5バックになるので、なるべく前の3人は残ることを意識していたけど。ああいうFKを決められるのがJ1なのかなって思う。相手の4-1-4-1を考えながらプレーしていたけど、流れのなかでやられる感じはしなかった。レッズはボールを持っていたけど、後ろで回していただけだったと思うし、僕らのプレスもはまっていたと思う。ただ、J2ならあそこでドカンと蹴ってくるけど、つないできた。そこで取れていればもっとビッグチャンスは作れていたと思うけど、そこはしょうがないかなという部分はある」

Q:相手に流れのなかではあまりチャンスを作らせなかったが?
「J1とやれたのは今後にとっていい自信になった。もったいない部分もあったし、しょうがない部分もあった。こういう試合で勝ちきれていればJ2で3位になれていたと思う」
   
三上卓哉 選手 三上卓哉 選手:
「プロ生活が浦和で始まり、引退を決めた時に浦和と戦って、同じピッチに立てて本当に幸せだと思った。まぐれだけど、最後にああいう風にアシストできたので、本当に感無量です」

Q:最後に浦和サポーターがコールをしてくれていたが?
「浦和では2年半と長くはなかったし、7年近く離れていたのに、それでも最後に応援してもらって、本当にありがたかった」